この記事は犬用シャンプーの選び方やオススメのものについて解説します。

愛犬のシャンプーは何を基準に選べばいいのかな?



たくさん種類があって、どれを選べばいいか分からない。
愛犬に合うシャンプー選びに悩んでいる人は多いですね。
そんなアナタに愛犬を18年以上飼っている私が、シャンプーの種類や特徴をまとめて解説します。
この記事を読めば、愛犬に合うシャンプーの選び方が分かるようになります。
ぜひ最後までご覧ください。
- シャンプー選びに悩んでいる人
- シャンプーの種類を知りたい人
- 愛犬に合うシャンプーを知りたい人
- シャンプーの種類と特徴
- 愛犬に合ったシャンプー
- シャンプーの選び方



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犬の管理栄養士からみても、栄養バランスに優れたドッグフードです。
犬用シャンプーの選び方で大事にするポイント


アンケート結果では8割の人が「成分」、次に1割の人が「香り」を重視していました。
特に「成分」は商品によって違いがあるので、しっかりと確認すれば安心ですね。
嗅覚が敏感な犬にとっては重要なので、強すぎる「香り」には注意しましょう。
- 肌への刺激が少ない成分のもの
- 泡立ち・泡切れのよいもの
- 香りのきつすぎないもの
- シャンプーとコンディショナーが別々もの
肌への刺激が少ない成分のもの
犬用シャンプーは全成分を表示する義務がないため、全成分を表示していない商品が多いのです。
成分の詳細については、情報の開示をしっかりとするメーカーの商品を選びましょう。
値段が高めですが、肌に優しい。
「ココイル~」「ラウロイル~」などの表記があり。
低刺激で皮膚にも優しく、保湿力も高い特徴。
洗浄効果がやや低いため少し物足りない。
市販のシャンプーによく使われている成分。
ラウレス硫酸ナトリウムやラウリル硫酸ナトリウムなどの表記あり。
洗浄力が高く泡立ちがよい特徴。
皮脂を落としすぎバリア機能が弱くなる可能性あり。
泡立ち・泡切れのよいもの
多くの犬はシャンプーにストレスを感じる場合が多いため、短い時間で完了する「泡立ち・泡切れのよい」シャンプーを選びましょう。
特に子犬や老犬はシャンプーで体力を消耗するので、注意してあげるといいですね。
香りのきつすぎないもの
香料不使用なら肌トラブルの危険性が、より少ない傾向です。
リスクが高いと言われる合成香料ですが、天然であれば安全とも言えません。
安全性を考慮するなら、香料や着色料を使用していないものを選ぶのがいいでしょう。
シャンプーとコンディショナーが別々もの
皮膚の汚れをしっかり洗いたい人は、シャンプーとコンディショナーが別々のものを選びましょう。
一緒になっているものは「汚れを落とす成分」と「被毛をコーティングする成分」が混ざっています。
そのためそれぞれの効果を減らしてしまう可能性があるので、洗浄・仕上の工程を分けて行うことがいいでしょう。
愛犬の肌に合うシャンプーの種類


肌のタイプ別に適したシャンプーを選んでみましょう。
肌タイプが分かりにくい場合や皮膚に何らかの症状がある場合は、獣医師に相談して判断するのがいいですね。
- ノーマルシャンプー
- 低刺激シャンプー
- 薬用シャンプー
- 抗菌シャンプー
- 無水シャンプー
ノーマルシャンプー
普通肌タイプ。
健康的で皮膚などに問題のない成犬に使用します。
現在は普通肌でも低刺激シャンプーを使うことが多い傾向にあります。
低刺激シャンプー
敏感肌や乾燥肌、混合肌(乾燥肌+脂性肌)、老犬、子犬に最適。
香料なども天然成分で作られたものが多く、肌への負担が少ないため皮膚をいたわり健康的な毛並みを保つことができます。
低刺激シャンプーの中から、おすすめするシャンプーを2つ紹介します。
①「キタガワ シャンメシャン自然のシャンプー」
天然成分100%で無香料・無着色。
純植物性のため排水後に自然分解され環境に優しい。
「自然のリンス」を併用するのがオススメです。
詳しく解説していますので、【徹底解説】シャンメシャン 自然のシャンプー&リンスをおすすめする理由7選のこちらの記事もぜひ併せて読んでみてください。
②「A.P.D.C. ティーツリーシャンプー」
6つの植物成分と天然ハーブの配合。
コンディショナーを併用することで、ふわふわの毛並みになります。
150万本以上の販売実績。商品のラインナップも豊富。


「A.P.D.C. ティーツリーシャンプーおすすめ犬用シャンプー」について詳しく解説しているので、こちらの記事もぜひ併せて読んでみてください。
薬用シャンプー
皮膚にトラブルがあるときの皮膚状態の改善が目的。
皮膚炎やかゆみがある場合に使います。
皮膚アレルギー、アトピー、皮膚炎などの場合に。
③「フジタ製薬 薬用 酢酸クロルヘキシジンシャンプー」
刺激性の少ない薬用シャンプー。
薬用シャンプーとして殺菌力を優先して処方されます。


抗菌シャンプー
皮膚疾患(脂漏症、膿皮症など)の皮膚トラブルに対応。
皮膚病の原因となる菌を殺菌、抗菌する目的があります。
使用の際は獣医師に相談しましょう。
薬用シャンプーは洗浄力がとても強いため、毎日使用したり長期的に使用しないよう注意しましょう。
薬用シャンプーに含まれる「クロルヘキシジングルコン酸塩」は、耳の中に入ると粘膜にアナフィラキシーを引き起こしたり、聴覚に影響を及ぼしたりするかもしれません。
耳周りの使用は避けましょう。
④「マラセブシャンプー」
マラセチア皮膚炎に一番有名なシャンプー。
海外でも高評価です。


- マラセチア性皮膚炎に効く成分
- マラセチアを除去する働きのある成分(ミコナゾール硝酸塩・クロルヘキシジングルコン酸塩など)
- 皮脂を除去する成分(サリチル酸・二硝化セレンなど)
無水シャンプー
洗い流す必要のないシャンプー。
体についたシャンプーを舐めたとしても問題のない成分で作られています。
水が嫌いな犬、病気やケガの犬、体力のない老犬にも便利。
お散歩の後に足元に使うと手軽に使用できます。
⑤「wagreet ペット用 ドライシャンプー 泡タイプ」
肌に負担の少ない弱酸性成分で優しい仕上がり。
9つの無添加(シリコン、石油系洗浄剤、鉱物油、紫外線吸収剤、アルコール、合成着色料、サルフェード、パラベン、酸化防止剤は不使用)


⑥「重曹 アイテム 洗わないスプレーシャンプー」
スプレーして、ぬれタオルで拭くだけ。
食品添加物の重曹(ふくらし粉の原料)が原料で作られており、お肌に低刺激な洗わないシャンプーです。


犬用シャンプーおすすめ6選
おすすめするシャンプーを6つまとめました。



下記の表の「詳細」から気になるシャンプーが見られます。
シャンプー | 自然のティーツリー シャンプー | A.P.D.C.ヘキシジン シャンプー | 薬用クロルマラセブ | シャンプー | ドライスプレー シャンプー | 洗わない|
---|---|---|---|---|---|---|
ブランド | シャンメシャン | A.P.D.C. | フジタ製薬 | キリカン洋行 | wagreet | 重曹 |
画像 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
容量 | 250ml | 250ml 500ml | 250ml | 250ml | 300ml | 200ml |
無香料 | 〇 | 天然ハーブ | ー | ー | 天然ハーブ | 精油 |
無着色 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
泡切れ | 泡立ち〇 | 〇 | ー | ー | ー | ー |
希釈不要 | 10~15倍 | どちらでも可 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
界面活性剤 | 脂肪酸カリウム | ラウレス 硫酸ナトリウム コカミド プロピル ベタイン | ー | 陽イオン系 界面活性剤 非イオン系 界面活性剤 を使用 | コカミド プロピル ベタイン | ー |
生産国 | 日本 | オーストラリア | 日本 | オースト ラリア | 日本 | 日本 |
詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
出典:http://shop.kitagawa7771.jp/shopbrand/pet
出典:https://takakura.co.jp/products/587/
出典:https://www3.fujita-pharm.co.jp/
出典:https://www.kirikan.com/inucaretime/product/category/skincare/
出典:https://www.instagram.com/wagreet_official/
出典:https://www.item-llc.com/sprayshampoo-bergamot
犬用シャンプー選び方まとめ


愛犬に合ったシャンプーの選び方は、肌質にあったシャンプーを選びましょう。
低刺激シャンプーは、皮膚疾患のない犬に。
薬用シャンプーは、皮膚にトラブルがあるときの皮膚状態の改善が目的に。
抗菌シャンプーは、脂漏症・膿皮症などの皮膚病の原因となる菌を殺菌、抗菌する目的に。
- 肌への刺激が少ない成分のもの
- 泡立ち・泡切れのよいもの
- 香りのきつすぎないもの
- シャンプーとコンディショナーが別々もの
犬用シャンプーおすすめ6選から、愛犬に合ったシャンプーを探してみてくださいね。
今回は「肌に合った犬用シャンプーおすすめ6選!」について解説しました。
以下の記事では【徹底解説】自宅で簡単!誰でもできる犬用シャンプーの正しいやり方とコツ について解説しているので、こちらの記事もぜひ併せて読んでみてください。

