【徹底解説】自宅で簡単!犬用シャンプーの正しいやり方と泡立て方のコツ~シャンプーのやりすぎは注意

【PR】この記事には広告を含む場合があります。
犬

家でのシャンプーのやり方が合っているか不安だわ。

にこるん

正しい方法やコツがあれば知りたいな。


愛犬をご自宅でシャンプーする人は多いと思います。

そんなアナタに愛犬を18年以上飼っている私が、シャンプーの正しいやり方とコツを解説します。

この記事を読めば、愛犬に合うシャンプーのやり方が分かるようになりシャンプーが上手くできるようになります。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事はこんな人におすすめ
  • 自己流でシャンプーしている人
  • 正しい洗い方を知りたい人
  • 犬に気持ちよくシャンプーしてあげたい人
この記事でわかること
  • 愛犬のシャンプーの正しいやり方とコツ
  • シャンプーが健康維持のため必要な理由
  • 犬種別・年齢別シャンプーの頻度
犬の管理栄養士】愛用のドッグフード
そらるん

私が愛用するドッグフードを紹介します!

カナガンドッグフード 糖質量が29%で、血糖値を急激に上げにくいという観点から、このドッグフードを愛用しています。

犬の管理栄養士からみても、栄養バランスに優れたドッグフードです。

目次

シャンプーの必要性

犬用シャンプー

体が汚れたままになっていると、皮膚病や感染症の危険があるためシャンプーを定期的に行い健康を保ちましょう

皮膚の健康を保つため

犬

汚れたまま放置すると皮膚炎や感染症などの肌トラブルが起きたり、ノミ・マダニが繁殖したりすることがあります。

シャンプーすることで汚れや余分な皮脂、ノミ・ダニなどのアレルゲンを落とせるのです。

汚れや余分な皮脂を餌にしている細菌を寄せ付けなくなり、皮膚病のリスクが下がり、毛並みも良くなります。

汚れやにおいを落とすため

犬

犬の皮膚や被毛は、常に外の環境にさらされています。

散歩の後に足を拭いていても、体には埃や雑菌などの汚れがついたままになっているのです。

そのままにしておくと古い皮脂や汚れ、食べ物や排泄物などで汚れ悪臭を放つようになります。

シャンプーで洗い流し、清潔に保つ必要があるのです。

犬用シャンプーの正しいやり方

犬

犬用シャンプしいやり

シャンプーする前に必要なものを揃えて、洗った後にスムーズにドライヤーするよう準備します。

準備するもの
  • シャンプー
  • コンディショナー
  • タオル2~3枚
  • ブラシ
  • 洗面器
  • ドライヤー

お風呂場や脱衣所の温度も、寒すぎたり暑すぎたりしないように、季節に合わせた室温調節してください。

1.ブラッシングして毛のもつれを取る

犬

全身のブラッシングで毛のもつれやほこりを取っておきましょう。

シャンプーのなじみがよくなり、汚れも落ちやすくなります。

スリッカーブラシを使いましょう。

私が飼っている犬(チワワ)は、スリッカーブラシとファーミネーターを使い、シャンプー前に抜け毛を取ってから洗うようにしています。

2.お湯の温度は35~38度位のぬるま湯で

犬

お湯の温度は使う前に必ず熱すぎないかチェックしましょう。

夏場は暑いからと水で洗うと体温を奪い、風邪の原因となります。

汚れも落ちにくくなるため、ぬるま湯で洗いましょう。

冬場は寒くないように部屋を暖め、シャンプーの間も体が冷えないように注意しましょう。

3.体を濡らし、シャンプーを泡立てる

犬

順番に説明します。

STEP
まず、お湯をかけていきます

犬に優しく声をかけながら始めてください。

STEP
後肢やお尻の方から順番に

シャワーヘッドを体に密着させ、優しくお湯をかけていきます。

STEP
全体をしっかり濡らす

毛先だけでなく地肌まで、しっかりと濡らすのがポイントです。

STEP
シャンプーをしっかり泡立てる

泡で優しく洗いましょう。

希釈タイプのシャンプーは、使用方法のとおりに薄めて使用します。

STEP
顔周りの洗い方

顔はスポンジやタオルなどで拭き洗いしましょう。

耳の中にお湯が入らないように注意してください。

シャワーが苦手な場合は、洗面器を使ったり手で優しく流します。

STEP
汚れやすい箇所はしっかり洗う

内股やお尻、脇の下、肉球は汚れがつきやすいのでしっかり洗いましょう。

肛門腺絞りはシャンプーのときに行うのがオススメです。

肛門腺の絞り方

しっぽを持ち上げて、ティッシュペーパーで肛門の4時と8時の位置に手を添えて、奥に押し込みながら上に押し上げるように絞ります。

4.リンスやコンディショナーを使いましょう

犬

アルカリ性になった皮膚を弱酸性に戻したり、静電気防止にもなります。

毛にツヤや潤いを与えたりする効果が期待できるため、シャンプーと合わせて使うことがオススメです。

5.すすぎは念入りに

犬

すすぎはやりすぎくらいでちょうどいいです。

シャンプーが身体に残っていると皮膚病の原因になることも。

しっかりすすぎ残しがないように流しましょう。

頭→顔→背中→胸→前肢→お腹→お尻→後肢の順番で、高いところから下流していきましょう。

6.タオルドライの後ドライヤーで乾かしましょう

犬

体をブルブルさせて、被毛についた水分をある程度とばしてもらいましょう。

その後タオルでこすらず押し付けるように、水分を吸い取ってください。

犬の耳に息をかけると、ブルブルするので水気を飛ばせます。

次にドライヤーを使い乾かしていきます。

被毛を整える効果が大きい、スリッカーブラシやコームを使うといいですね。

低温に設定して、30cm程離した距離から根元まで、しっかり乾かしましょうね。


被毛の根元まで風が当たるよう、寝ている毛を起こすようブラッシングしていきます。

半乾きや湿った状態で放置すると蒸れて細菌が増え、皮膚病の原因になるので十分に乾かします。

7.シャンプー後は休ませる

犬

シャンプー後は、たくさんほめてあげ、おやつをあげたりしましょう

体力を消耗しているので、ゆっくり休ませてあげます。

上手くシャンプーするコツ

犬

顔周り・お尻周り・足元は汚れが付きやすいので、重点的に洗いましょう。

しっかり泡立てて汚れを落とすことが重要です。

洗いにくい部分は丁寧に洗いましょう

犬

【顔】
食べかすや目ヤニなどはお湯でふやかし、お湯をつけたスポンジやタオルで泡をつけて優しく洗います。

【耳】
外側と内側のひだや付け根も指の腹を使い優しく洗いましょう。

指の腹を使い優しく耳の中に水が入らないように注意します。

【肉球】
肉球は汚れやすいので指の間もしっかり洗いましょう

すすぎにくい部分はしっかりお湯で流しましょう

犬

【お尻周り】
しっぽを軽く持ち上げ泡をしっかり流しましょう。

【脇、お腹】
背中側からかけたお湯を手で受けてしっかりすすぎましょう。

【足元】
肉球の間はすすぎ忘れが多いので、しっかり流しましょう。

小型犬種別シャンプーするときのポイント

犬

小型犬の犬種別や、毛質によるシャンプーでのポイントを見てみましょう。

個体差があるため、においや汚れが気になったときは、早めにシャンプーしてください。

肌の乾燥や、皮膚トラブルの原因になるため、洗いすぎにも注意が必要です。

短毛の犬

犬

チワワ・ミニチュアダックスフンド(スムース)やミニチュアピンシャー、ボストンテリアなど

シャンプーの頻度は少なめでよいでしょう。

皮膚を守る被毛が短いため、皮膚トラブルが起きやすい。

ミニチュアピンシャーは抜け毛はあるがお手入れは楽で、ブラッシングは週1~2回で十分です。
ボストンテリアは皮膚トラブルが比較的多いため、皮膚に優しいラバーブラシがオススメ。

長毛の犬種

犬

トイプードル、マルチーズ、ヨークシャーテリアなど

シャンプーの頻度は多めがオススメ

毛の絡まりや毛玉ができやすい、痛みやすい特徴があります。

食事や散歩の際に毛先が汚れやすく、絡まりついた汚れをとるのが大変です。

ブラッシングは毎日(10分以内)か2日に1回しましょう。

乾かすときは毛玉にならないよう、ブラシを使いドライヤーかけましょう。

ダブルコートの犬種

犬

チワワ・ミニチュアダックスフンド(ロングコート)、ポメラニアン、シーズー、柴犬など

シャンプーの頻度は月1~2回がオススメ

シャンプー前のブラッシングが大切です。

不要なアンダーコートを除去してから、根元まで濡らします。

シャンプーの泡が、皮膚や被毛の間までしっかり届くように洗いましょう。

剛毛の犬種

犬

ミニチュアシュナウザー、ワイヤーフォックステリアなど

ワイヤーのような、ざらざらの上毛と柔らかい下毛が特徴です。

抜け毛は少ないが、毛玉予防のために毎日ブラッシングしましょう。

シャンプー前に、しっかりブラッシングして抜け毛を取り、シャンプーしましょう。

ミニチュアシュナウザーは「汗をかきやすい」ので、首周りから背中がベトベトしやすいです。

ベトベトしやすい時期は、シャンプーの頻度は多めがよい。

通常、シャンプーの頻度は月1~2回でいいでしょう。

しわの多い犬種

犬

パグ

シャンプーの頻度は多めがオススメ。

しわの多いため、顔周りに特に汚れが溜まりやすい。

お湯を含んだスポンジやガーゼで、優しく洗ってあげましょう。

年齢別シャンプーの頻度とコツ

犬

犬の年齢によっても、シャンプーの頻度を変えていきましょう。

コツも併せて解説します。

子犬のシャンプーの場合(生後3~6ヶ月位)

子犬にとって大きな負担となるため、生後2ヶ月までは控えましょう

ぬれタオルで体をふいたり、部分洗いがオススメです。

生後3ヶ月頃ワクチン接種が完了した後から、徐々に水に慣らしていきましょう。

ワクチン接種後は、一週間ほど経ってから行ってください。

シャンプーの頻度は月1~2回、所要時間は10分以内で行いましょう。

成犬のシャンプーの場合(生後7ヶ月~6才頃)

犬

犬種別や汚れ具合によって、シャンプーの頻度は調節しましょう。

頻繁に洗いすぎても皮脂のとり過ぎにより、乾燥の原因になりフケが出ます。

基本は月1~2回です。

老犬のシャンプーの場合(7才以上)

犬

シャンプーにより体力が奪われます

そのため体調が悪いときや汚れてないときは、ぬれタオルで拭くだけでもよいでしょう。

水を使わない無水シャンプーもオススメです。

お風呂場で洗うときは、滑ったりしないよう滑り止めマットを使用しましょう。

2カ月に1回位がオススメです。

犬用シャンプーの正しいやり方まとめ

犬
  1. ブラッシングして毛のもつれを取ります。
  2. お湯の温度は35~38度位のぬるま湯で。
  3. 体を濡らし、シャンプーを泡立てます。
  4. リンスやコンディショナーを使いましょう。
  5. すすぎは念入りにしてください。
  6. タオルドライの後ドライヤーで乾かしましょう。
  7. シャンプー後は休ませます。

シャンプーする前に必要なものを揃えて、洗った後にスムーズにドライヤーできるよう準備します。

お風呂場や脱衣所の温度も寒すぎたり暑すぎたりしないように、季節に合わせた温度を調節してください。

洗った後は「シャンプー頑張ったね」とほめてあげたり大好きなおやつをあげたりして、シャンプーに苦手意識をもたないようにしましょう

今回は「自宅で簡単!誰でもできる犬用シャンプーの正しいやり方とコツ」について解説しました。

以下の記事では「A.P.D.C. ティーツリーシャンプーおすすめ犬用シャンプー」「肌に合った犬用シャンプーおすすめ6選!」について解説しているので、こちらの記事もぜひ併せて読んでみてください。

目次