ワンちゃんは口にするものは、何でも食べてしまいますよね!人間が普段からなにげなく食べているものであっても、ワンちゃんが食べてしまうと病気を引き起こす原因になったり、生命の危険にかかわったりする場合もあるのです。

小型犬の場合は体重が軽い分、少量でも体に与える影響が大きくなります。
そのためワンちゃんが食べてはいけない食べ物を、事前に知っておくだけで、ワンちゃんにとって危険な食べ物を誤って食べさせず、安全に健康的に生活させてあげられます。
この記事では、犬が食べてはいけない命の危険もある食べ物を徹底解説します。ぜひ事前にチェックして、日頃から注意してくださいね。
犬にとって危険な食べ物14選


- たまねぎ・ねぎ・にら・にんにく
- アボカド
- ぶどう・レーズン
- ナッツ類
- レモン・グレープフルーツ
- 生のイカ・タコ・エビ
- お菓子
犬にとって危険な食べ物を種類別に解説します。
野菜や果物など
たまねぎ・ねぎ・にら・にんにく
赤血球が破壊されるため、急性の貧血を起こすことがあります。
直接食べるだけではなく、煮汁も中毒を起こします。ハンバーグなどの加工食品も絶対NGです。
アボカド
「ペルシン」という成分は中毒性があります。多量摂取により、胃腸炎を起こしたり中毒症状を引き起こす恐れがあります。アレルギーを起こす犬もいます。
ぶどう・レーズン
有害であることが立証されており、重度の場合、急性腎不全から死亡する例も報告されています。
中毒症状は体重1Kgあたり10~30gを摂取した場合に出やすいと言われている。
ナッツ類
特にマカダミアナッツ
多量摂取により、運動失調や後肢麻痺を起こすことがあります。
小型犬の場合、腸閉塞を起こすことも。
レモン・グレープフルーツ
少し食べただけでも胃の不調を引き起こす可能性あり。刺激が強いため消化のときに負担となり、炎症を起こしたりします。
魚介類
生のイカやタコ・エビ
イカやエビなどに含まれる「チアミナーゼ」という成分には、ビタミンB1を破壊する働きがあります。そのためビタミンB1欠乏症を引き起こすおそれあり。
摂取しすぎると神経障害を起こし、ふらついたり歩行困難になったりすることがあります。
お菓子
チョコレート・ココア
特にビターチョコレートやブラックチョコレート
中毒症状が出て嘔吐、下痢、不整脈など様々な症状を引き起こし、場合によっては命を落とすこともあります。
犬の体重 | 危険量目安 | 板チョコレート(1枚70g) |
小型犬(2~5kg) | 16g~40g | 1/5枚~1/2枚 |



家のチワワは体重2kgと2.6kgです。チョコレート16gで危険とは!健康と命を守るために誤食に注意します。
犬にとって危険な飲み物5選


牛乳
犬は牛乳に含まれる「乳糖」という成分を分解する酵素「ラクターゼ」の保有量が少ないのです。そのためヤギミルクやワンちゃん用の牛乳にしましょう。
コーヒー・紅茶・日本茶
カフェインは、心臓・中枢神経を刺激します。そのため頻脈、不整脈、興奮、全身性のうっ血や出血がおきることがあります。
アルコール類
犬の体にはアルコール分解機能が備わっていません。ごく少量でも急性アルコール中毒を起こし、命に関わることもあります。絶対NGです。
犬が食べてはいけない食べ物のまとめ


人間の食べ物の多くは、人間には無害でもワンちゃんの健康にとって害になることが多いです。命の危険がある食べ物すらあります。
事前にワンちゃんが食べたら危険な食べ物の知識があれば、大切なワンちゃんを危険にさらすことなく安全に生活させてあげるでしょう。安心安全な食生活を心がけてあげましょう!



ワンちゃんの健康のためには、総合栄養食であるドックフードと水だけで大丈夫です。
おやつをあげる場合は、その分を食事から減らさないと肥満につながります。喜ぶからついついあげたくなっちゃいますね。でもワンちゃんが健康で長生きできるようにおやつは控えめにあげてくださいね!
以下の記事では「【犬の誤飲・誤食】予防策と対処法!犬にとって家の中にある危険なもの」について解説しているので、こちらの記事もぜひ併せてよんでみてください。

